ポジティブストレッチの古川です。

 

普段何気なくしている呼吸

 

実は肺自体が動いて呼吸しているのではなく、周りにある筋肉が肺を動かして呼吸をしているのです。

 

 

主に横隔膜（膜と呼ばれていますがちゃんとした筋肉です）を使っています。

 

呼吸をしている時に使われる筋肉のうちおおよそ７０％を横隔膜を使って行われていると言われています。

 

その他に息を吸うときは胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋

 

吐くときは内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などが使われていたりします。

 

この呼吸で使われている筋肉ですが他の筋肉と同様に加齢や運動不足などによって衰え硬くなっていってしまいます。

 

もちろん筋肉が硬くなってしまいますから可動域が狭くなってしまいます。

 

そうなると呼吸も浅くなり回数も増えてしまいます。

 

ちょっと動いただけでも「ハァハァ」「ゼーゼー」ってことになったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当然ながら呼吸が浅くなっているので酸素が身体に十分行き渡らなくなっていて、疲れ・集中力低下・免疫力低下・代謝低下などにつながっています。

 

でも、ちゃんとストレッチをして呼吸に関わる筋肉を動させるようになるといろんなメリットがあります

 

上記に書いたように、疲れ・集中力低下・免疫力低下・代謝低下などの改善につながっていきます。

 

せっかく呼吸についてのブログなので、ついでに深呼吸もしてあげることによってさらなるメリットがあることも知ってもらえるといいかもしれないです。

 

 

深呼吸をすることによっての効果は・・・

 

リラックス効果

 

深く息をすることによって、力が抜けてリラックスすることができ交感神経の働きが弱まって、副交感神経が優位になっていきます。

 

さらに「セロトニン」という脳内で働く神経伝達物質が分泌されてきます。

 

この「セロトニン」は感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。

 

また、精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。

 

免疫力のアップ

 

深呼吸することで肺たくさんの空気を入れてあげることによって全身に大量の酸素を送り込むことができ細胞が活発になって、免疫力を高めることができるわけです。

 

安眠効果

 

先程述べたように深呼吸をするとリラックス効果を得ることができるため副交感神経を優位にすることができ、スムーズに睡眠に入っていくことができます

 

他にも身体にいいこともあります

 

実は深呼吸をするとより多くの「プロスタグランディンＩ2（アイツー）」というものが肺から分泌されます。

 

この物質がすごい作用があり血管拡張作用や血小板凝集抑制作用（血栓ができにくくなる）、さらにコレステロールや中性脂肪が動脈壁にしみ込むのを防ぐため動脈効果を防ぐ効果もあるのです。

 

ほかにも「プロスタグランディンＥ」という物質も出て、これも高い血圧降下作用を発揮します。

 

呼吸だけでこれだけの身体にいいことがあるんです！！

 

ちゃんと呼吸ができるようにストレッチしていきましょう！

 

 

まずは横隔膜のストレッチから

 

 

 

 

 

写真のようにうつ伏せの状態から腕で身体を反らし、お腹を伸ばします。

その時に腰を痛めない程度で伸ばしていきます。

 

こちらも秒数は同様に20～30秒くらい伸ばしゆっくりと元のうつ伏せに戻していきます。

 

次に背中と胸のストレッチをしてあげましょう！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段何気ない呼吸でもストレッチをして深く呼吸ができるようになると普段の生活も変わってきます。

 

ぜひ、いろいろと試してください！！

 

ポジティブストレッチの古川でした。

 

＋スポーツ、＋健康で笑顔の多い毎日(Enjoy Life)を。

 

それではまた次回！

 

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