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エコノミークラス症候群の予防ストレッチ!


 

名古屋 ストレッチ専門店 ポジティブストレッチ平田です!

 

GW、お盆、経営者、バイヤーさんの海外出張などなど飛行機での移動をされる機会が多い方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

長時間のフライト(名古屋~ニューヨークまで片道13時間、名古屋~フィンランド ヘルシンキまで片道11時間m名古屋~ハワイまで片道8時間…etc)で、ハムストリングス、お尻、ふくらはぎや腰などガチガチに固まった経験をされている方もいらっしゃるかと思います。

 

 

そこで今回は、国内出張の多いビジネスマン、海外出張の多いビジネスマン、旅行大好きな女性、男性に向けてエコノミークラス症候群を事前に予防するのに役立つストレッチや機内での過ごし方をお届けしたいと思います。

 

 

 

1、そういえば!エコノミークラス症候群って何だろう?

 

2019年のGWは10連休になり、普段お仕事や育児で忙しくなかなか時間が作れない方々がここぞとばかりに海外旅行に出掛けることが多かったと某有名な朝のニュースで報道されているのを目にしました。

 

GW前は、長時間フライトが必要な海外旅行者向けのエコノミークラス症候群についてのニュースをたびたび目にしました。

 

やはり、8時間~17時間などの長時間のフライトとなると皆さん腰痛や肩こり、首こり、頭痛などを心配される方も多いようです。

 

そこで、まず初めにエコノミークラス症候群とは?についてお伝えしていきたいと思います。

 

エコノミー症候群とは、別名「ロングフライト血栓症」とも呼ばれております。

 

飛行機のエコノミークラスの狭い空間の座席などで、長時間同じ姿勢を取り続けていると発症することから名付けられたと言われております。

 

乗客する一般のお客様だけでなく、機体を長時間操縦するパイロットの方々も心配されている症状にあたるみたいです。

 

具体的に、エコノミークラス症候群が発症する原因と症状についてみていきましょう!

 

(エコノミークラス症候群が発症する原因)

 

 

 

 

静脈の流れが悪くなって、血液がよどむと静脈の血管内に血栓ができて滞ります。

静脈とは、心臓に戻る血液が通る血管を指します。

 

血栓がなんらかのきっかけで血管から外れて、静脈を通って心臓に戻ると、肺動脈に詰まるケースがあるみたいです。

肺動脈とは、心臓から肺へ向かう血管のことを指します。

 

また、飛行機内は空気が乾燥しがちで、こまめに水分を摂取しないと、血液がドロドロになりやすく、静脈で血の塊が生じやすくなると言われております。

 

ちなみに、ビジネスクラスやファーストクラスでも起こりうるのがエコノミークラス症候群の特徴です。

 

 

 

「えっ、エコノミークラス内でしか起こらないかと思ってた…」

そう感じた方も多いのではないでしょうか!?

 

あくまでも座席の狭さだけに原因があるわけではなく、長時間座りっぱなしで立たなかったり、身体を動かさなかったりすることや、水分補給を怠ったりすることも、エコノミークラス症候群の発症原因と考えられております。

 

下肢静脈瘤と、エコノミークラス症候群は同じ感じがしますが、エコノミークラス症候群は、脚の深部にある静脈にできた血の塊が肺に移動して発生することが多く、下肢静脈瘤が原因で発生することは極めて稀です。

 

※下肢静脈瘤とは、脚の静脈に血液がたまり、たまった血液で静脈の一部がこぶのように膨らむ病気です。

 

「まあ自分は、飛行機はほとんど乗らないし関係ないや」

こう思った方も多いのではないでしょうか?

 

実は、デスクワークをされている方もエコノミークラス症候群になる可能性もあることはご存知でしたか?

 

 

 

知らなかった方は、こちらをご覧ください。

 

デスクワークも長時間のパソコン作業や書類作成などで座りっぱなしが続くことで、エコノミークラス症候群同様の症状が出るケースもあるみたいです。

 

つまり、長時間同じ姿勢でいることにより血行不良が起こり、血液が固まりやすくなり、固まった血液が血管内を流れ、肺に詰まって肺血栓を誘発するということです。

ついつい作業に集中しすぎて2時間、3時間と長時間座り仕事が続くとエコノミークラス症候群の予備軍にもなりかねないため注意が必要みたいです。

 

また、東日本大震災や熊本地震では自宅を失った被災者が、自動車の中で寝泊まりしてエコノミークラス症候群にかかってしまい、そのうちの何名かは死亡してしまった痛ましい事故が発生したことは記憶に残ってる方も多いかと思います。

 

ちなみに、30分座り続けただけでも血流速度が70%悪化すると言われています。

 

では、最悪の事態を招くこともあるエコノミークラス症候群の予防のためにできる機内での過ごし方を見ていきましょう!

 

2、エコノミークラス症候群の予防のための効果的な機内での過ごし方。

 

 

 

さて、ここからはエコノミークラス症候群の予防に効果的な機内の過ごし方についてお伝えしていきます。

 

 

1章で申し上げましたが、長時間の座りっぱなしがエコノミークラス症候群の原因の1つだとお伝えしてきました。

 

まず知っておきたいのは、機内で起こりやすい症状について主に以下の5点が挙げられます。

 

①脱水症状

②耳鳴り

③脳貧血

④吐き気、嘔吐

⑤身体全身がガチガチに固まり、凝りや疲労感を感じる。

 

 

今回は、⑤の「身体全身がガチガチに固まり、凝りや疲労感を感じる」に焦点を当てて機内でのエコノミークラス症候群の予防法についてお伝えしていきます。

 

普段デスクワークで、1日6時間以上座ることが多い方も必見ですよ!

 

某データでは、1日6時間以上オフィス、機内のイスやソファーに座り続けることで心臓病のリスクが64%以上高まり、寿命が7年縮まるとも言われております。

 

つまり、長時間座り続けることで寿命が短くなりやすいということですね。

 

さらに、座った直後から筋肉の運動量が減り、カロリーの消費率は1cal/分に落ちます。

これは、歩行時の1/3にあたります。

糖尿病やメタボリックシンドロームにも原因が出てくる可能性もありますね。

 

また、スマートフォンやPCの画面を見続けることで、ドライアイ、かすみ目、頭痛などの症状も引き起こしかねません。

 

 

これらのリスク対策として、オフィスや機内で心がけることはたったの1つ!

 

40分~60分に1度立ち上がり、軽くストレッチをすること。

 

 

え?

たったそれだけ?と思うかもしれません。

ものすごくシンプルなんです!

 

もう一度言います。

 

40分~60分に1度立ち上がり、軽くストレッチをすること。

 

特に、長時間座りっぱなしによりふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋ポンプ作用の低下やお尻やもも裏(ハムストリングス)の圧迫の原因にも繋がります。

その結果、下半身の血流の低下、むくみ、腰痛などの原因にも繋がってきます。

 

では、ここから実践編をお伝えしていきます!

 

3、エコノミークラス症候群の予防に効果的なセルフストレッチ!

 

長時間座りっぱなしで固まる「お尻」のストレッチ

目安:15秒~30秒
頻度:オフィスや機内では、1時間に1回が理想的です。

 

 

筋ポンプ作用が低下予防!ふくらはぎ(腓腹筋)のストレッチ

 

目安:15秒~30秒

頻度:オフィスや機内では、1時間に1回が理想的です。

 

 

海外出張や国内、海外旅行はコンディションあって初めて快適に過ごせるかと思います。

 

機内での過ごし方が、意識の仕方が今後の生活習慣を作っていくと考えております。

 

小さな意識がやがて、大きな習慣に!

まずは、1回のストレッチから「きっかけ」を掴んでみませんか?

 

ストレッチのやり方が分からない方は、こちら!

 

+スポーツ、+健康で笑顔の多い毎日(Enjoy Life)を。

それではまた次回!

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齊藤 喬
ストレッチトレーナー齊藤 喬

ポジティブストレッチ今池店 店長
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