「手首」が痛い!その原因は本当に腱鞘炎ですか?
手首の痛みの種類についてお話をしていくポジティブストレッチの八木です!!!
皆さんは手首が痛くなったことはありますか?
手を酷使するお仕事の方だと痛めやすいのはありますが。
よく腱鞘炎なんて言葉のききますが、本当に腱鞘炎なのか、そして腱鞘炎とは何なのかご紹介して行こうと思います。
腱鞘炎とは
腱鞘炎とは、指の「腱鞘」が何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通過する腱と「腱鞘」がこすれ合い、炎症が起こって「痛み」や「腫れ」が現れる症状です。(ばね指)
これだけを聞くと指だけのように聞こえますが手首にもあり(親指側)そこが痛みが出る場合もあります。(ドケルバン症候群)
ではこの腱鞘炎はどのような方がなりやすいと思いますか?
・手や指をよく使う人
(パソコンをよく使う人、手をよく使う仕事の人、書き仕事が多い人、楽器の演奏をしている人)
・更年期以降の女性
・妊娠出産期の女性
・糖尿病の人
・関節リウマチの人
・人工透析を受けている人
このような方がなりやすいとされています。
腱鞘炎は基本、パソコンでの作業、楽器の演奏、文字の書きすぎ、手をよく使う仕事の人など「手指をよく使う人」によく起こるものとされています。
また、「更年期以降の女性」「妊娠・出産期の女性」にも多くみられますが、これには女性ホルモンの影響があると考えられています。
さらに、「糖尿病の人」、「人工透析を受けている人」、「関節リウマチの人」にも起こりやすくなります。
糖尿病のある人は、末梢の血液が滞ることや、炎症を起こすと治りにくいことから、腱鞘炎を起こしやすくなると考えられています。
手首の痛みには多くのものがある
今までは腱鞘炎についてお話をしてきましたが、今からは腱鞘炎を含め、手首の痛みが出る原因となるものを紹介していこうと思います。
・キーンベッグ病
手関節(手首)を形成している8つの手根骨の一つである月状骨の血流が低下して、壊死におちいり、変形してくる病気です。手首の腫れや痛み、可動域の低下が生じます。
・TFCC損傷
多くは転倒や、体操競技のような手を着くことを繰り返すことにより、小指側(尺側)手関節を形成する尺骨の不安定性と疼痛を生じる疾患です。交通事故や仕事中に起こることもあります。
・尺側手根伸筋腱炎・腱鞘炎
スポーツや繰り返し手首を動かす方に起こりやすい、尺側(小指側)手関節痛です。急激に発症するものでは全く手首が動かなくなることがあります。手首を回すとクリック音を生じることがあり、おつりをもらおうと手を伸ばした際に痛みがあります。
・手根靭帯損傷
手指と手関節の間には、8つの手根骨があります(舟状骨は8つの骨の一部です)。
手をついたり、強打したりした際に骨間の靭帯損傷が生じることがあります。症状として、一時局所は腫れますが、長期間変わらないことが多いです。
・変形性手関節症
手関節が痛い、手首の動きが悪い、テレビを見ているときに後ろに手を着けない、そんな方の中に手関節の変形がある人がいます。
原因は、骨折の既往のある人、手を着いて腫れたが骨折はなかった人などですが、また何の原因もなく発症する人もいます。
手首の痛みの原因としては、骨折などもよくありますが、ストレッチでは予防のしようがないので今回は省いていきます。
今回紹介したものは手首の過度な使用などが大きくかかわってきます。
普段からよく使用する方は放置ではなくしっかりケアをしなければいけません。
どのようにケアをしていけばよいのかご紹介して行こうと思います。
手首のケアを知ろう
手首に関するストレッチやほぐし方の紹介です。
前腕の表側と裏側のストレッチ
・腕を前に伸ばし手のひらを上に向ける
・腕を伸ばし手のひらを下に向ける
・20秒ほどキープ
・腕を前に伸ばし手のひらを下に向ける
・腕を伸ばし手のひらを下に向ける
・20秒ほどキープ
指もしっかりほぐしておくことでさらにリスクを減らせます。
親指の付け根のほぐし
親指は使う頻度が最も多い所なのでしっかり揉んでほぐしましょう
小指側の付け根のほぐし
親指側小指側はともに痛みが出やすいのでほぐします
まとめ
手首の痛みの原因は様々です。
骨折などの場合もありますが普段からしっかりケアをしておくことで
怪我のリスクを減らせるのでケアを怠らないようにしましょう。
以上、ポジティブストレッチの八木でした!
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