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今更聞けない!?ストレッチ時の呼吸について!
ポジティブストレッチの西手です!
今回は呼吸について書いていきたいと思います。
みなさんはストレッチをしているとき、どんな呼吸をしていますか?
なんのために呼吸をするのか、どんな呼吸法を心がけすべきなのか...
知っているようで意外と説明しにくいのがこの「呼吸の問題」です。
今回は ストレッチにおける呼吸法 について書いていきます。
緊張のON/OFFスイッチを切り替える
まず大前提として、柔軟性を高める目的で行うストレッチでは、いかにからであの緊張を抜くかが重要なポイントになってきます。
力が入っているとうまく筋肉も伸びないです。この身体の緊張ON/OFFスイッチを担っているのは自律神経と呼ばれる部分です。
・交感神経 =緊張がON (興奮状態)
・副交感神経=緊張がOFF(リラックス状態)
と作用しています。
ストレッチをする際には、副交感神経の優位支配が大事なわけです。
では、どのようにしてこのON/OFFスイッチを切り替えていくのではないでしょうか。
<呼吸で変わる自律神経>
自律神経の活動に大きな影響を及ぼすもの、それが呼吸です。
一般的には、
・吸うの強調=交感神経
・吐くの強調=副交感神経
が優位になるとされています。
吐く意識を強調することで、身体は副交感神経の優位支配が働きやすくなり、リラックス状態に入りやすくなります。
したがって、ゆっくり吸って、大きく長く吐くというのが、ストレッチ中の呼吸の基本になります。
呼吸のコントロールで、心理状態を安定化させるということもできるのです。
2パターンの呼吸方法
ストレッチ中はなるべく吐く意識を強調していきますが、そもそもこの呼吸法には2つの方法が存在します、それが、胸式呼吸と腹式呼吸です。
〈胸式呼吸〉
胸式呼吸とは、その名の通り胸すなわち胸部の筋肉を使って肺を膨らませる呼吸法です。
肋骨の間にある肋間筋や首の付け根部分にある斜角筋群などを使って行います。
この呼吸法は主に
・デスクワークなどの座り姿勢の時
・早い呼吸のリズム
・鼻呼吸
の際などに活用されています。
〈腹式呼吸〉
腹式呼吸は肋骨の下部にある横隔膜を下に大きく広げる(収縮)させることによって、肺を縦に膨らませる呼吸法です。
肺の面積が縦に大きく広がるため、前述した胸式呼吸よりも一度に取り込む酸素の量は多くなります。
・仰向けで寝ている時
・遅い呼吸のリズム
・歌を歌ったり、大きな声を出す
といった際に活用される呼吸です。
この2種類の呼吸のうち、副交感神経をより優位にさせるのは、
腹式呼吸>胸式呼吸 であると言われています。したがって、ストレッチ中は鼻で大きく息を吸って、お腹をへこませる意識を持ちながら口から長く息を吐くという意識が大切です。
ゆっくり長く吐く!がポイントです。
まとめ
ストレッチを行う際は、
・腹式呼吸を意識しながら
・吐く息を強調する
この2点を意識して副交感神経を優位な状態にすることが大切です。
呼吸の仕方を変えるだけでストレッチ効果は大きく変わってきます。
ぜひ、やってみて下さい♪
以上、西手でした。
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