実は人間だけではない!!!
ポジティブストレッチの西手です。
今回はタイトル通り「実は人間だけではなかった筋肉痛」についてお話していこうと思います。
動物では説明がざっくりになってしまうので、「犬」を例にして考えていきたいと思います。
人間は筋肉痛などになり、身体に異常をきたすと、言葉に出して説明します。
例えば、「身体がだるいよー、痛いよー」と訴えてきますが、犬は話せないので静かにじっと我慢しているかもしれません。
愛犬が筋肉痛にならないように予防したり、少しでも早く解放してあげることが出来れば、飼い主さんにとってもとても嬉しいことですよね?
1.犬が筋肉痛になる原因
現在のところ犬が筋肉痛になることは医学的に解明はしていないそうですが、運動によって筋繊維が傷ついて炎症を起こし、痛みの物質が出てきて脊髄から脳に伝わり筋肉痛を引き起こすことが有力だと考えられています。
人間でも長距離を歩いたり、自転車を長時間こぎ続けるなど普段とは違う運動をすると、筋肉痛で足が痛いとなりますよね?
急激な運動量の増加で筋肉はへとへとに疲れてしまう。
犬も同じで、家の近所を散歩したり室内を歩く程度の運動量が、ドックランなどの自由に走り回れる場所に連れていくと、楽しさから疲れ切っていてもテンションが高いまま走り回ったり、ボール遊びを続けていますよね。
特に子犬や若い犬は自分の体力や筋肉の限界を知らないので、オーバーヒートしていても運動し続けた結果、筋肉痛をひき起こしてしまいます。
2.犬の筋肉痛の症状とは?
歩き方がカクカクしてしまう子もいれば、違和感からびっこを引いてしまう子もいるようです。
犬は怪我などの不調があるときは舐めて治そうとする習性があります。筋肉痛の箇所が舐めたりできるところであれば舐めたり、気にしたりもするようです。
筋肉痛がひどいようであれば、寝転んだりしたまま散歩にも行きたがりません。
3.犬を筋肉痛にさせないための予防法は!?
スポーツ選手でも運動をする前にはウォーミングアップとして、ストレッチや軽い運動から始めますよね。
犬も同じで、いきなりダッシュさせたり遠いところにボールを投げて持ってこいなどをすると、急激な運動で筋肉に負担をかけてしまいます。
まずはリードをつけて飼い主さんと一緒に軽く歩いたり、ボールを投げるのも近くから始めてください。
筋肉に負担をかけないようにウォーミングアップを心がけてくださいね。
子犬や若い犬は上記にも記しましたが、自分の限界が分からないので、飼い主さんが気を付けて休憩を入れながら、運動させてくださいね。
シニア犬は筋力が落ちているため筋肉痛にもなりやすく関節炎などの他の病気に繋がってしまう可能性もありますので、特に注意して運動させてください。
また運動を止めるときも、急に止めさせるのではなく、初めのウォーミングアップと同じようにゆっくりと歩かせてから終了という風にしていきましょう。
人間でもマラソンなどの終了時には、すぐに座り込むのではなくしばらくゆっくり歩いてから座りますよね?それと同じことで体や筋肉に負担を掛けない終わらせ方になります。
4.筋肉痛になってしまった時の対処方法とは!?
筋肉が炎症を起こし筋肉痛を引き起こしていますので、まずは炎症を抑えるために冷やし、後から温めてマッサージするのが効果的だそうです。
あまり冷やし過ぎても良くないので、アイスパック(ケーキやお弁当購入時にドライアイス代わりに入っている凍らせた冷たいパック)をタオルなどで包んで患部にあててあげるなど冷え過ぎない工夫をしてあげてください。
その後に人間ならお風呂に入って温めてマッサージするといいのですが、犬には難しいため温めたタオルを患部にあて、温めてから外して優しくマッサージしたり、足だけお湯に浸けて足湯をしてもいいでしょう。
5.犬のまとめ
犬は素晴らしい筋肉を持っていますが、残念なことに人間よりも特に後ろ足の筋肉の衰えが早いため、シニア犬になっても自分の足で立って歩けるように早い時期から気にかけてあげて下さいね。
通常の筋肉痛でしたら2~3日で直りますが、それ以上歩き方がおかしかったりびっこをひく場合は、関節炎など他の病気も考えられますので、その時は獣医師に診せてください。
6.筋肉痛になる前にどうしているか?
人間は運動する前にストレッチやウォーミングアップをしますが、実は動物もストレッチやウォーミングアップをしているのです!
人間であれば、使うであろう筋肉を考えてストレッチなどをしますが、人間以外の動物は本能的に使う部分や関わる筋肉を伸ばしています。
例えば、ランニングをする前であれば、ふくらはぎの筋肉である「腓腹筋」や「ヒラメ筋」を伸ばします。
人間以外の動物の場合は、行う行動に関わる筋肉などを伸ばします。
まとめ
つまり自分が言いたかったのは、動物に対して「疲れ知らずでうらやましい」「常に遊んでのんびりしている」と思っている方に動物もストレッチなどのケアをしていることを伝えたかったのです!!!
人間は疲れたらすぐに人の手を借り、ほぐしてもらいます。
それは人間以外の動物にはできないことなのです。
犬や猫の場合、飼い主さんがたまにやってくれる人もいるでしょうが、疲れている場所を伝えれない為、なかなかスッキリとはいきません。
人間の場合は、近年増えてきているストレッチ専門店やもみほぐしのお店があります。
疲れている場所も伝えれているため、スッキリできます。
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以上、ポジティブストレッチの西手でした。
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