ツライ!腱鞘炎の原因は手にあらず!?
こんにちは!
四日市店の川本です。
今回は“腱鞘炎”をテーマに解説していきます(/・ω・)/
腱鞘炎
腱鞘炎は多くの方に経験があったり、身近な人がなっていたりします。
まずは腱鞘炎がどのようなものなのか、原因やなりやすい人の特徴などを紹介していきます。
原因
腱鞘炎は字の通り、腱鞘の炎症です。
では腱鞘とは何か?
腱の鞘(さや) と書いて腱鞘(けんしょう)と読み、 腱を包む組織 です。手や足に多く、この鞘(さや)と中の腱が こすれて炎症が起きます。
多くは、デスクワークでのパソコン作業や家事・育児など 手を多く使う方に頻発 します。
腱鞘炎の種類
腱鞘炎の多くは2つに分かれ、ド・ケルバン病とばね指です。
どちらも同じ腱鞘炎ですが、痛みの出る場所と症状が少し違います。
【ド・ケルバン病】
こちらは短母指伸筋と長母指外転筋の腱鞘炎です。
親指を握り、矢印の向きに倒した時、丸く囲ってある箇所に痛みが出る方はド・ケルバンの可能性があります。
【ばね指】
こちらは、指の屈筋腱の炎症です。
特徴は名前のように、 指がばねのように跳ねる症状 があります。
突然指の動きが悪くなったり、痛みが出たりする方はばね指の可能性があります!
腱鞘炎になったら
主な原因は手の使い過ぎに多くある為、まずは安静です。
他にも、炎症中は冷やしたり、薬局などでも手に入るサポーターなどの着用をおすすめします。
ただお仕事であったり、そもそも腱鞘炎になるほど手を使う方が、いきなり使うなと言っても難しいと思います。
そこで、腱鞘炎の“手”以外の原因や、その改善法を紹介していきます。
原因その1 肩甲骨の硬さ
まずは肩甲骨の硬さです。
肩甲骨周りの筋が硬いと、上手く腕全体を使う事が難しくなり、結果手に負担をかけてしまいやすくなります。
【肩甲骨の体操】
画像の姿勢を順に行い、各画像右上の肩甲骨の動きを意識しながら動かしてみましょう!
原因その2 骨盤の歪み
次は骨盤の歪みです。
これは肩甲骨にも関係してきます!
骨盤はいわゆる 身体の舵(かじ) です。
骨盤が歪めば身体全体が歪みやすくなり、当然肩の高さも変わり、結果手に負担をかけてしまいます。
骨盤の歪みは、人それぞれですが、 多くは下半身の筋の硬さに原因があります。
今回は下半身の、特に骨盤に関係してくる筋のストレッチを紹介していきます(^^♪
ストレッチ
それぞれ左右20~30秒ずつ、痛すぎない程度の強さで伸ばしましょう!
【ハムストリングス】
ハムストリングスは太ももの後ろ側、半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋の総称です。
骨盤から膝下にかけて付いており、硬くなると骨盤の歪みの他、肉離れなども誘発します。
【殿筋】
臀筋はいわゆるお尻の筋で、細かく分けると、大殿筋・中殿筋・小殿筋と3つ存在します。
今回は一番大きな大殿筋のストレッチです!
腰痛持ちの方にもオススメです(/・ω・)/
【腸腰筋】
腸腰筋は大腰筋・腸骨筋の総称で、骨に近い筋、いわゆるインナーマッスルです。
腰痛以外も、反り腰改善にもなります!
【大腿四頭筋】
最後、大腿四頭筋は大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋の4つの筋の総称です。
硬くなると膝への負担が増える為、将来的に膝軟骨が減り痛みが出やすくなります。
まとめ
今回は腱鞘炎に対する、“手”以外の改善・予防を紹介していきました。
序盤でも言いましたが、骨盤は身体の舵です!
普段スポーツをする方は勿論、今回のように腱鞘炎など、身近な身体の不調や怪我にも深く関係してくるのが骨盤です!
デスクワークなどで運動不足を感じている方や、これから運動を始めたいと考えている方も、まずはストレッチを習慣にして、怪我や様々な不調を起こしにくい身体作りをしましょう!(^^)!
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