こんにちは、ポジティブストレッチの中島です。

 

今では大人気のストレッチ！！

ストレッチ店を見かけることも多くなってきたのではありませんか？

最近ではYouTubeなどでもたくさんのストレッチ動画が出てきていますね！！

ポジティブストレッチもYouTubeをやっているのでぜひ見ていただけると気になることについてやっているかもしれません！

 

そんなストレッチではやってはいけないことをご存知ですか？

 

１，ストレッチ中は伸ばしている筋肉を意識してはいけない

 

トレーニングでは 意識性の原則 というものがある。これはトレーニングを行う際に意識の持ち方によって効果が変わってきます。

どの部位を鍛えているのかを意識するとトレーニング効果がアップします。

ではストレッチではどうだろう？？　ストレッチは伸ばしている筋肉を意識してはダメなんです。

意識をしてしまうと筋肉が力んでしまい伸びにくくなってしまうからなんです。

ただ気を抜いてしまうのも危険なんです。どうすればよいのだろう？と思いますね。深い深呼吸を心がければいいのです。

 

 

２，アスリートみたいにカラダを柔らかくしてはいけない

ストレッチは硬くなった筋肉を緩めて可動域を広げていきます。関節の動きが大きくなるとスポーツパフォーマンスも上がり、運動中日常生活でも故障しにくくなります。

けれど可動域が広がれば広がるほど喜ばしいだけではありません。可動域の生理的な限界を超えてしまうと関節がルーズになり、捻挫や脱臼をするリスクが高くなります。

バレエや力士の方は開脚できます。水泳選手や野球選手は肩関節が柔らかいです。しかし選手たちは関節が緩くなりすぎて支障が出ないように関節を支持する筋肉を鍛えているんです。

 

 

関節には フレキシビリティ（柔軟性） だけでなく スタビリティ（安定性） も欠かせない。関節の可動域を広げたいのであればアスリートと同じように関節の安定性を高める筋肉を鍛えるトレーニングも並行して行っていくとよい

 

 

３,スポーツ前に静的ストレッチをスルーしてはいけない

運動前のストレッチはアリかナシか。かつては運動前のウォーミングアップにストレッチは必須でしたが、最近は一転してNGとされるところが増えてきました。

第一に静的ストレッチに筋肉を温めるウォーミングアップ効果はない。

第二に運動前に筋肉を緩すぎるとパフォーマンスが落ちる。

だから運動前に行うべきなのは筋肉を温めて関節の動きをよくするラジオ体操やブラジル体操のような動的ストレッチだと言われています。

ですが運動不足の固まっている筋肉に動的ストレッチでいきなり動かすのは逆に怪我に繋がります。

反動の使わない静的ストレッチを軽く行い、筋肉を緩め、関節の可動域を広げてから動的ストレッチに入るのが正解です。

 

 

４，反動をつけてのストレッチ

あと少しで手が届きそうなときや、早く柔らかくしたいときに、ついつい勢いをつけてストレッチをしてしまう方がいらっしゃいます。

その時は手が届くかもしれませんが、筋肉は急に伸びると切れてしまうかもと身体が察知をし反射的に縮めようとする伸張反射が起こります。

筋肉そのものや靭帯を痛める可能性があるので反動をつけてのストレッチはNGです。

 

 

５,痛みを我慢して伸ばす

痛みを感じるくらい伸ばせば早く柔らかくなる気がしますよね。

でも先ほどの反動をつけて行うのと同様で伸張反射により、筋肉が硬直してしまいます。

正しくは「痛気持ちいい」と感じるところで伸ばす

 

 

6,一つ一つのストレッチが短い

全身のストレッチがしたいでも時間がない、そんなに長く行いたくないと思う方もいらっしゃると思います。

筋肉は時間をかけてゆっくり伸ばすことでストレッチの効果が期待できます。

短い時間であちこち行うのはNG

正しくは20～30秒ほどストレッチを繰り返す

ストレッチは一度で長く行うよりも回数を分けて行う方が効果的と考えられています。

 

 

７，特定の部位ばかり伸ばす

ストレッチを行うと苦手な部位や得意な部位がわかります。

そこを集中的に伸ばせばいいわけではありません。

オーバーストレッチになり筋や筋膜、靭帯への悪影響にもつながります。

オーバーストレッチとは・・・ストレッチングで痛みがある部位を過度にストレッチしてしまう事

左右行うストレッチであればしっかり左右とも行う

苦手な部位、得意な部位は伸ばすセット数を分けるとよいです。

 

 

８,食事後すぐに行う

ストレッチくらいならと食事後すぐに行うと胃腸への血流が不十分になり消化不良の原因になります。

最低でも30分以上。出来れば2～3時空けてから行いましょう。

 

 

まとめ

ストレッチには、様々な効果があり柔軟性アップやパフォーマンスアップなどに繋がります。ですが無理に伸ばすのではなく時間をかけてゆっくりと伸ばしていく、そしてリラックス状態で行えるように出来るとストレッチの効果が上がっていきます。

気を付けていかなければいけないこと多くありますが、これからの健康や柔軟性のためにはストレッチを行わないと怪我などが起きてしまいます。

目的、時間など十分とれる時間で行いましょう。

 

 

ポジティブストレッチの中島でした。